ママナースの頭の中日記

看護師として夜勤をしながら7歳と4歳の子育て中。看護師として、ママとして、妻として、女性として、30代を楽しく生きるために日々模索中です☆

ドクターとの関係

医師と看護師

ナースにとって、ドクターは仕事をする上で最も身近な他職種。

一番身近で一番分かり合えない存在がドクターだと思う。

仕事をしてたら、一日一回は必ずどこかでドクターに対する文句を聞く。そして、多分私も言ってる。。

 

学歴や知識量、受けた教育の違いもあると思うけど、一番の原因はコミュニケーションが不足していることだと思う。

 

なんでそんな指示を出すの?どんな治療方針なの?何を大切にしているの?

ドクターが何を考えているのか、全く分からないことがよくある。

多分あっちにしたら、どうしてそんなことも分からないんだ!と思っているんだと思うけど、いやいや言わないとわかんないよ!!私たち医者じゃないもんって思う。

 

ドクターは患者の疾患をみている、ナースは患者の人生や生活をみている。

でも、どちらも一人の人間をみている。

なのに、こんなに分かり合えないなんて・・・不思議だなー。

 

でも、これはドクターに限った話でもない。

同じ医療職でも、職種が違えば相手は宇宙人かと思うほど考え方が違う。

なんなら、同じ看護師同士であっても、病棟や委員会が違えば、同じことをしていても、見ている部分が全く違ったりする。

 

こんなに狭い世界にも多様性が存在する。

 

こんな時に、やっぱり大切だなと思うのが、コミュニケーション。

そして相手を知ろうとする気持ち。

なんでそうするのか、なんでそう考えるのか。たとえ自分と考え方や価値観が違っても、そこを知っているのと知らないのでは、大きな差がある。

 

患者さんのことは知ろうと努力するのに、他職種を知る努力はあまりしてない気がする。ナースにとっては得意分野であるはずなのに。ほんと、不思議。